バーンアウトの症状が出ており、意欲をなくしている時に無理をするのはNGです。評価が下がることを嫌がるなどの理由で働き続ける人もいるものの、無理して働くとより大きな問題が起こる恐れがあります。

バーンアウトの症状が出ている時に無理をしても、以前のようなパフォーマンスを発揮するのは困難です。

意欲だけでなく集中力に問題が出るケースも多く、無理して仕事を行った結果、失敗を繰り返すということが起こりかねません。

休養を選ぶことに対する不安もあるかもしれませんが、バーンアウトの状態で仕事を行うとより一層の評価の下落を招く恐れがあるので、しんどい時は休むようにするのが無難です。

そして、バーンアウトの症状が現れると、対人関係のトラブルが発生する可能性が高まります。バーンアウトの代表的な症状は仕事に対する意欲の低下ですが、同時に感情面で不安定になる人も珍しくはありません。ちょっとしたことで周りに当たってしまい、周囲との不和を生みかねないのもバーンアウトの厄介なところです。

また、逆にバーンアウトの症状に悩まされているうちに、周囲とコミュニケーションを行うことを避けるようになる人もいます。コミュニケーションを避けてしまうのは、周りに当たってしまうのと同じくらいに大きな問題で、孤立が深まると問題はさらに悪化しかねません。

バーンアウトの症状に心当たりがある場合は、精神科や心療内科などの病院、産業医や企業内カウンセラーなどへの相談や[看護師に多い”バーンアウト”とは?]を読んで解決法を探るようにしてください。